医師・米穀卸・総合商社が生み出した、“新しいごはん” の選択肢
- -双葉化学 80 周年特別対談
- -3人の松坂世代が挑んだ
「やのごはん」開発秘話
/ Attendees /出席者
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双葉化学株式会社 代表取締役社長
加藤 健一郎氏
東京理科大学薬学部製薬学科卒業。薬剤師免許取得。
2003 年より武田薬品工業株式会社にて MR として従事する傍ら、経営大学院にて MBA 取得。
2013 年に双葉化学株式会社へ入社し、2024 年より同社代表取締役社長及び薬局運営企業である株式会社ケンニューメディアラボラトリーズの代表取締役社長を務める。 -
幸南食糧株式会社 兼 株式会社米匠庵
常務取締役橋本 太郎氏
兵庫県宍粟市出身の情に厚く涙もろいロマンチックな男。
大阪学院大学卒 学生時代はアイスホッケー部で活躍。
2003 年幸南食糧株式会社に入社。全国の量販店や外食産業の新規開拓を行い 2018 年社内にて地域活性化研究所を開設。
日本中の生産者の六次化支援などを行っている。
2024 年 常務取締役に就任 -
やのメディカルクリニック勝どき 院長
矢野 宏行氏
日本医科大学付属病院、国立国際医療研究センサー研究所などを経て、2023 年に東京都中央区にやのメディカルクリニック勝どきを開院。
YouTube チャンネル「糖尿病克服への道」は現在チャンネル登録者 16 万人。
著書には「ミスター血糖値が教える 7 日間でひとりでに血糖値が下がるすごい方法」「薬に頼らない 糖尿病の大正解」などがある。
/ Dialogue /対談
「もっと良いごはんを届けたい」から
始まったプロジェクト
本年、双葉化学は創業 80
周年という節目の年を迎えることができました。私たちは総合商社として、お客様が抱える様々な課題に対し、ともに解決策を考え、新たな価値を創造する「ソリューションセンター」という取り組みを進めています。
今回発売する「やのごはん」は、まさにそのソリューションセンターの考え方が形になった商品だと思っています。
当初はバーリーマックスを活用したごはんという構想からスタートしました。しかし開発を進める中で、「もっと良くできないか」「もっと続けやすくできないか」という議論が何度も交わされました。
弊社が
80 年間で築いてきた 4,000 社を超える取引先ネットワークを活用し、様々な健康志向素材を検討した結果、最終的にはイヌリンの採用に至りました。
味、コスト、栄養、それぞれのバランスを追求しながら 3
社で試行錯誤を重ねたわけですが、そもそもこのプロジェクトはどのような想いから始まったのでしょうか。
まず矢野院長にお聞きしたいと思います。
「ご飯だけはやめられない」
患者さんの声が原点だった
私は糖尿病専門医として日々多くの患者さんと向き合っています。
その中で何度も耳にしてきたのが、「ご飯が好きだから続かない」「白米だけはやめられない」という言葉でした。
日本人にとってお米は単なる主食ではありません。長い歴史の中で培われた食文化そのものです。
だから私は以前から、お米を我慢するのではなく、もっと上手に付き合う方法はないだろうかと考えていました。
そんな時に出会ったのがバーリーマックスでした。
食物繊維を含みながら、日常の食事に取り入れやすい。この素材を活用すれば、ご飯好きの方にも受け入れていただける商品になるのではないかと思ったのです。
実は私も以前から健康をテーマにしたレトルト米飯を作りたいと考えていました。
そんなタイミングで加藤社長と出会い、バーリーマックスを知りました。今振り返ると、あれがすべての始まりだったと思います。
お二人とも別々の立場から同じ方向を見ていたわけですね。
そこに双葉化学も加わり、「どうすれば本当に良い商品になるか」を考えるプロジェクトがスタートしました。
目指したのは「我慢するご飯」
ではなく「進化したご飯」
開発が始まってからは本当に数え切れないほど試作を重ねました。
矢野院長が考える「やのごはん」の最大の特徴とは何でしょうか。
私たちが目指したのは、ご飯を我慢することではありません。より健康的なご飯へ進化させることでした。やのごはんにはバーリーマックスを配合しています。その結果、食物繊維を取り入れながら、おいしく食べ続けられるご飯を目指すことができました。しかし健康面だけを追求したわけではありません。毎日食べるものだからこそ、おいしさを妥協してはいけないと思っていました。
まさにそこが難しかったところです。
医師としての視点、お米のプロとしての視点、そして原料や流通に精通した双葉化学さんの視点。それぞれが求めるものを高いレベルで実現しようとした結果、本当に多くの試作を行いました。
健康食品というカテゴリーになると、どうしても「体には良いけれど味は我慢」というイメージがあります。今回の開発では、その常識を覆したいという思いがありました。

開発で最も苦労したのは
「健康」と「おいしさ」の両立
実際、一番苦労したのはその点です。
健康面だけを考えるのであれば、もっと極端な設計も可能でした。
しかし、それでは続きません。
私は診療の現場で、「良いと分かっていても続けられない」というケースを数多く見てきました。だからこそ、「これなら毎日食べたい」と思っていただけることを最優先に考えました。バーリーマックスの配合量、食感、香り、炊き上がり。細かな部分まで何度も検証を重ねました。
味、見た目、香り。どれひとつとして妥協したくありませんでしたね。商品名も含めて最後までこだわり抜きましたね。
正直、開発チーム全員で相当な回数の試食を行いました(笑)。しかし、その積み重ねがあったからこそ、自信を持って送り出せる商品になったのだと思います。
病気のある方だけの商品ではない
やのごはんは、どのような方に召し上がっていただきたいとお考えでしょうか。
もちろん健康を意識されている方にはぜひお試しいただきたいと思っています。
ただ、私はこの商品を特定の方だけのものとは考えていません。
本当に届けたいのは、「いつまでも元気に、自分らしく人生を楽しみたい方」です。
健康づくりは特別なことをするのではなく、毎日の積み重ねです。
その第一歩として、毎日食べるご飯から健康を意識していただければ嬉しいですね。
私も同じ考えです。
お子様からご高齢の方まで、世代を問わず食卓に並ぶ商品になってほしいと思っています。
偶然にも全員が「松坂世代」
実は今回の開発には面白い共通点があります。中心となった 3 人が全員 1980 年生まれだったことです。いわゆる「松坂世代」ですね。
これは本当に偶然でした(笑)。
でも不思議と話が早かったですよね。
そうなんです。同じ時代を生きてきたからなのか、価値観や感覚が近い部分が多かったように思います。もちろん意見がぶつかることもありました。しかし全員が見ていた方向はひとつでした。「もっと良い商品を作ること」。その一点だけは最後までぶれませんでした。それが発売までたどり着けた最大の理由ではないかと思っています。
「やのごはん」はここから進化していく
最後に、今後の展望についてお聞かせください。
私は今回のやのごはんを完成形だとは思っていません。むしろスタート地点だと思っています。今後も皆様の声を伺いながら、さらにおいしく、さらに魅力的な商品へ進化させていきたいと思います。私たちの目標は商品を販売することだけではありません。日々の食生活を通じて、多くの方々の健やかな毎日に貢献することです。
カレーとの相性を考えた商品や、様々な食シーンに合わせた展開など、今後の構想もたくさんあります。これからも進化を続けていきたいですね。
おわりに
双葉化学の Vision は、「仕入先様・お客様・社会のより豊かな未来のため、飽くなき挑戦を続け、付加価値を創造すること」です。今回の「やのごはん」は、その理念を体現するプロジェクトになったと感じています。どんなに良い商品でも、お客様のお手元に届かなければ意味がありません。双葉化学は創業 80 年で培った 4,000 社を超える取引先とのネットワークを活かし、プレミアムスーパー、ドラッグストア、EC、そして調剤薬局など、様々な販売チャネルを通じて多くの皆様へお届けしてまいります。3 社で積み重ねてきた想いが詰まった「やのごはん」。ぜひ一度、お召し上がりいただければ幸いです。




