Chemicals Solution Center

化学品 ソリューションセンター
(水浄化)

安全で快適な水環境づくりをサポート。
私たちの生活や産業に欠かせない「水」。
浄水場やプール、浴場施設、工場などでは、安心・安全な水質を維持するために、濾過・凝集・消毒・脱臭といったさまざまな水処理技術が活用されています。
当ソリューションセンターでは、水質改善や衛生管理に関する課題に対して、最適な薬剤・濾過材の選定ポイントと解決策をご紹介します。

水面に落ちる水滴

課題1濁りを改善したい(凝集)

ソリューション

課題の詳細
原水中には泥や砂、微細な浮遊物質が含まれていることがあります。
これらの粒子は非常に小さく、そのままでは沈降しにくいため、水の濁りや処理負荷の原因となります。
原因
主な要因は以下の通りです。
① 微細粒子が水中に分散している
② 粒子同士が反発し沈降しにくい
③ 原水の濁度変動が大きい
選定ロジック
凝集処理には、
① フロック形成能力
② 原水水質への適応性
③ 処理量との適合性
④ 後工程への影響
を考慮した薬剤選定が重要です。
解決策
PAC(ポリ塩化アルミニウム)や高分子凝集剤を使用することで、微細粒子同士を結合させ、大きなフロックを形成できます。
その結果、濁度低減・沈降速度向上・後段濾過負荷低減が期待できます。

製品紹介

その「課題」、
私たちにご相談ください

多様なメーカー様の優れた技術や
製品を横断的に組み合わせながら
お客様にとっての最適な
解決策をご提案致します。

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課題2沈殿処理の効率を向上させたい

ソリューション

課題の詳細
凝集処理後に十分な沈殿が得られない場合、後工程に負荷がかかり処理効率が低下します。
浄水場や排水処理設備では、安定した沈殿性能が重要です。
原因
主な要因は以下の通りです。
① フロック形成不足
② 水質変動による沈降性悪化
③ 薬剤選定の不適合
選定ロジック
沈殿効率向上には、
① 大きく強固なフロック形成
② 水質に適した薬剤選定
③ 安定した沈降速度
が求められます。
解決策
PAC と高分子凝集剤を適切に組み合わせることで、沈降性に優れたフロックを形成できます。
その結果、沈殿能力向上・汚泥処理負荷軽減・安定した運転管理を実現できます。

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課題3濾過効率を向上させたい

ソリューション

課題の詳細
濾過工程は水処理における重要な工程です。
濾過性能が低下すると、水質悪化・処理能力低下・メンテナンス頻度増加などにつながります。
原因
主な要因は以下の通りです。
① 微細粒子の流出
② 濾材の目詰まり
③ 濾過能力不足
選定ロジック
濾過材選定では、
① 捕捉性能
② 通液性能
③ メンテナンス性
④ 運転コスト
のバランスが重要です。
解決策
用途や水質に応じて、砂濾過・珪藻土濾過・活性炭濾過・膜濾過を適切に組み合わせることで、高効率な水処理が可能となります。

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課題4消毒・殺菌・pH 管理を安定させたい

ソリューション

課題の詳細
安全な水を維持するためには、細菌や微生物の増殖を抑制することが重要です。
特にプール、浴場施設、レジャー施設では継続的な水質管理が求められます。
原因
主な要因は以下の通りです。
① 細菌・微生物の繁殖
② 利用者増加による汚染負荷
③ 消毒剤濃度の変動
④ pH バランスの乱れ
選定ロジック
消毒剤の選定では、
① 水量
② 利用人数
③ 屋内・屋外環境
④ 設備条件
⑤ 維持管理方法
を考慮する必要があります。
解決策
固形塩素剤や次亜塩素酸ソーダを適切に使用することで、安定した殺菌効果を維持できます。
また、自動薬注設備を導入することで、水質の自動管理・管理負荷軽減・安定した衛生状態の維持が可能となります。

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課題5においや色を改善したい

ソリューション

課題の詳細
水のにおいや着色は利用者の満足度を低下させるだけでなく、水質への不安感にもつながります。
特にアオコや有機物由来の臭気が問題となるケースが多く見られます。
原因
主な要因は以下の通りです。
① 有機物の腐敗
② アオコやプランクトンの発生
③ 工場排水や生活排水の流入
④ 臭気成分の蓄積
選定ロジック
脱臭・脱色には、
① 吸着性能
② 処理対象物質との適合性
③ 処理量
④ 維持管理性
を考慮した選定が必要です。
解決策
活性炭は臭気成分や有機物を効率的に吸着し、水質改善に大きく貢献します。
その結果、においの低減・色度の改善・水質の向上・利用者満足度向上が期待できます。

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浄水場や工場排水処理など、幅広い水処理分野で使用される代表的な無機凝集剤です。水中に浮遊する微細な濁質や不純物を凝集させ、大きなフロックを形成することで、沈殿・ろ過による効率的な除去を可能にします。双葉化学では、原水の性状や処理目的、設備条件などを踏まえ、お客様の課題に適した製品・使用方法をご提案いたします。

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水中に分散した微細な懸濁物質や汚泥を凝集させ、固液分離や脱水処理を効率化する水処理薬剤です。粒子同士を結びつけて大きく強固なフロックを形成し、沈降性や脱水性の向上に貢献します。処理対象となる水や汚泥の性状によって適した製品は異なるため、双葉化学では各種製品の中から、処理条件やお客様の課題に応じた最適なご提案を行います。

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珪藻土濾過助剤およびパーライト濾過助剤は、液体中の懸濁物を捕捉し、濾過を安定させるために使用される濾過助剤です。
珪藻土濾過助剤は、珪藻由来の多孔質なシリカ粒子により、清澄化と通液性のバランスを取りやすいことが特長です。パーライト濾過助剤は、火山岩の一種である真珠岩などを加熱発泡させた多孔質粒子で、軽量性や通液性を活かした濾過工程で検討されます。
両者とも、粒度や透過性の異なるグレードがあり、原液の性状、求める清澄度、処理量、使用設備などに応じて使い分けます。
本ページでは、珪藻土濾過助剤の一般用途で検討しやすい中庸タイプを中心にご紹介します。

1.中庸タイプの特徴

中庸タイプの珪藻土濾過助剤は、原液の性状が極端ではない多くの濾過工程において、使いやすいバランス型のグレードです。プリコート、ボディフィードのいずれにも対応しやすく、清澄度と通液性の両立を図りたい場面で広く検討されます。

タイプ特徴向いている場面
微粒清澄度を重視微細な懸濁物の除去、より高い透明性が必要な工程
中庸濾過速度と清澄度のバランスが良い標準的な濾過条件、選定の起点
粗粒濾過速度・通液性を重視粘度が高い液、処理量を重視する工程

このような場合に中庸タイプをご検討ください

  • ・濾過速度と清澄度のどちらも重視したい
  • ・原液の粘度が極端に高くない
  • ・粗粒タイプでは清澄度が不足し、微粒タイプでは通液が重い
  • ・まずは標準グレードから検討したい
  • ・幅広い用途で使いやすい珪藻土濾過助剤を探している

※実際の適否は、原液の性状、設備、運転条件、求める清澄度によって異なります。

2.代表ブランド

珪藻土濾過助剤『ラヂオライト』(メーカー:昭和化学工業株式会社)

ラヂオライトは、珪藻土濾過助剤の代表的なブランドのひとつです。焼成品、融剤焼成品、混合品などのグレード群があり、濾過対象液や設備条件、求める清澄度に応じて使い分けます。
昭和化学工業は国内における珪藻土のシェア1位を誇り、双葉化学は国内においてラヂオライトの取り扱い量はトップクラスの代理店です。また、パーライト濾過助剤『トプコ』も取り扱いがございます。
豊富な実績と知見をもとに、用途に合わせた最適な銘柄選定およびご提案をさせて頂きます。「どのグレードから試せばよいか分からない」「現在の濾過条件を見直したい」といった場合も、お気軽にご相談ください。

ラヂオライト中庸グレードの商品群:濾過速度と清澄度の関係図(#300 低速から #900 高速まで)
ラヂオライト「中庸タイプ」グレードの商品群

3.荷姿・供給形態

紙袋、フレキシブルコンテナを基本にご納品しております。

4.使用方法

プリコートの模式図

プリコート

濾過操作の前に、濾布や金網などの濾材表面に、あらかじめ濾過助剤の層を形成する方法です。このプリコート層が原液中の懸濁粒子を補足し、清澄な濾液を得やすくするとともに、濾材の目詰まりを抑えます。
また、濾過後にはプリコート層ごと剥離しやすいため、掃除や後処理のしやすさにもつながります。

ボディフィードの模式図

ボディフィード

原液中に濾過助剤を添加・分散させた状態で濾過する方法です。
濾過の進行に伴って形成されるケークの濾過抵抗を抑えやすく、比較的安定した濾過速度を維持しながら運転しやすいのが特徴です。
ボディフィードは一般にプリコートと併用されることが多く、濾過の安定化や目詰まり対策に有効です。

5.主な用途

分野濾過対象例
飲料ビール、日本酒、ワイン、清涼飲料水原料など
食品・調味料糖液、調味液、発酵液、食用油など
医薬・発酵培養液、抽出液、工程液など
油脂・石油潤滑油、圧延油、各種油剤など
化学・工業塗料、樹脂液、メッキ液、工程液など
水処理・環境工場排水、工程水、プール・浴場循環水など

※用途例は一般的な例です。実際の使用可否は、対象液や設備条件に応じてご確認ください。

6.珪藻土濾過助剤の一般的な化学的性質

珪藻土濾過助剤の主成分は二酸化ケイ素(SiO2)です。
天然由来原料のため、産地や処理方法により、少量のAl2O3(アルミナ)、Fe2O3(酸化鉄)、CaO(カルシウム)、MgO(マグネシウム)、Na2O(ナトリウム)、K2O(カリウム)などの金属酸化物を含むことがあります。
また、珪藻土は多孔質の構造を持ち、粒子を物理的に捕捉しやすい点が、濾過助剤としての大きな特長です。

項目一般的な性質
主成分二酸化ケイ素(SiO2)
外観粉末
臭いほとんどなし
引火性不燃性
溶解性水にほとんど不溶。有機溶剤にも不溶のものが一般的。
化学的安定性比較的安定。強酸、強アルカリ、フッ化水素酸(HF)には影響を受けます。
その他天然由来のため、色調や副成分はグレードにより異なります。
珪藻土焼成品(淡赤褐色の粉末)
珪藻土焼成品
淡赤褐色の粉末
珪藻土融剤焼成品(白色の粉末)
珪藻土融剤焼成品
白色の粉末

※上記は珪藻土濾過助剤の一般的な性質であり、個別製品の規格値・保証値ではありません。
※食品用途への適合可否は、銘柄・用途・法令条件に応じて個別にご相談ください。

7.お問い合わせ

中庸タイプの珪藻土濾過助剤・パーライト濾過助剤は、幅広い濾過条件で検討しやすい一方で、原液の性状や設備条件によっては、粗粒タイプや微粒タイプの方が適する場合もあります。
双葉化学では、豊富な実績と知見をもとに、用途に合わせた最適な銘柄選定およびご提案をさせて頂きます。珪藻土濾過助剤・パーライト濾過助剤の選定や見直しをご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。

※記載内容は一般的な情報であり、特定用途への適合や性能を保証するものではありません。
※実際の選定は、対象液、設備、運転条件、法令・規格条件などを踏まえてご確認ください。

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活性炭とは、賦活処理により微細な穴(細孔)を持たせた炭のことです。
わずか1gでテニスコート数面分という比表面積(500〜2000m2)を誇ります。さまざまな細孔径を有しており、液相、気相、触媒、溶剤回収など1000以上の用途に用いられています。有害物質や臭気成分を分子レベルで吸着する事により脱色、脱臭、精製、ダイオキシン除去などが実績として挙げられます。pHによる使用制限も少なく、熱安定性も高いです。また粒状活性炭は再生する事により再利用する事も可能です。

大阪ガスケミカルの活性炭事業は、武田薬品工業にそのルーツを持ち、日本エンバイロケミカルズを経て、今日まで受け継がれてきました。双葉化学は、その武田薬品工業時代から活性炭事業に携わり、半世紀を超える長きにわたって関係を築いてまいりました。時代とともに事業を取り巻く環境や組織が変化する中でも、長年培ってきた信頼と知見を礎に、現在も大阪ガスケミカルの「白鷺®」ブランドを中心に、活性炭をお客様へご提案しています。

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【対象製品】
・ネオクロール・ニュー・S
・ネオクロール 90W
・ネオクロール T-20SD
・ネオクロールタブレット

塩素化イソシアヌル酸とは、プール水の殺菌・消毒の為に使われる有機塩素化合物です。
代表的なものには、持続性の「トリクロロイソシアヌル酸」と、速溶性の「ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム」の2種類があり、用途に応じて使い分ける事ができます。
pHは酸性〜中性です。
ネオクロールは第二類医薬品に指定される殺菌・消毒剤です。
固形(錠剤や粉末)で保存性に優れ、水に溶けると次亜塩素酸を生成します。
特徴としては、殺菌・消毒効果の高さ、貯蔵安定性の高さ、持ち運びや取扱いの容易さ等が挙げられます。
また、紫外線による残留塩素の消耗が少なく、消毒効果が持続し、薬剤使用量を抑えられるといった特徴があります。

お問い合わせ製品カタログ DL

優れた酸化作用を持ち、水処理における殺菌・消毒などに幅広く使用される薬剤です。上水・工業用水・排水処理をはじめ、プールや温浴施設など、衛生的な水環境を維持するさまざまな場面で活用されています。双葉化学では、使用目的や設備、処理水量などを踏まえ、適切な製品の選定から安定供給まで、お客様の水質管理をトータルにサポートいたします。

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